2004年5月

ヘビーローテーション
Oliver Mtukudzi "Tuku Music" (ジンバブエのギタリスト。ミュートしながら弾くギターのアルペジオはすごくグルーヴしてる。)
Mozart "String Quartet" (もう何百年も書かれたものだが、このカウンターポイントの美しさは普遍だ。) 
登川誠二&知名定男(沖縄を代表する二人の巨人の共演盤。裏ジャケもいい。)
Joe Henderson "So Near, So Far" (John Scofieldが参加してるが、この頃の彼の音色はやっぱり好きやなあ。ソロかっこいい!)
Milton Nascimento "Ultimo Trem" (未発表曲を集めたCD。雨が降り緑が濃くなるこの季節ミルトンが聴きたくなる。最高のセンス
してるわ)

「フォークであること」高田渡 高石ともや
この前日本いたときにNHKでこのタイトルの番組をやっていたのでビデオに録画してアメリカに帰ってから見た。現在の二人が淡々と
弾き語る姿は感動的だった。曲は同じパターンの繰り返しだが、歌詞を追いながら聴くとなるほどーと思ってしまう。シンプルやか
らこそ歌詞も生きてくるのかなとも思う。高石ともやは母親の車に乗る時テープが積んであったのでよく聴いた。ライブ行ってみた
いなあ。

「砂漠の片隅で」
彼は遥か昔、もう二度とこんな村に戻ってくるものかと言い残してその村を後にした。だが町へ出た後も失敗を繰り返し、結局その
村しか戻る場所はなかった。彼が再びそこに戻ったとき、そこには爆撃によって破壊された村の残骸があるだけだった。彼は自分自
身を恨み、爆撃をした者を恨んだ。しかしその恨みをどこにもぶつけることができなかった。彼は崩れた壁を思いきり蹴った。一瞬
砂塵が上がったがそれもすぐに止み、また静かな砂漠が広がった。

ギタ−デュオ(w/馬場孝善)
ボストン日本に3週間程帰国していたが、昨夜またアメリカに戻ってきた。今回は京都のギタリスト馬場孝善氏と数回に渡り演奏
することができたが、これが本当に楽しかった。先週の火曜のライブではサンバ、スタンダードをはじめ、自分のオリジナル(CDの
1曲目Voces de la Sierraを無謀にもギター2本で挑戦)、馬場氏のオリジナル、そしてお客さんのリクエスト「初夏の京都」
のイメージで即興演奏。やっててこんなに楽しいと思うのはやっぱり馬場氏の度量の深さによるところが大きいと思う。みなさん
ギタリスト馬場孝善要チェックです!また帰国する際にもぜひ一緒に演奏したい。

高千穂
ゴールデンウィークに初の宮崎(九州)に行ってきた。自然の美しさや食べ物の美味しさなどはもちろん特筆すべきだが、その他に
今回の旅で九州の真ん中くらいに位置する宮崎県高千穂町に行けたことも大きかった。JR延岡駅からワンマンの1車両の高千穂鉄道
に乗り換え約1時間半程、五ヶ瀬川沿いを上る。その間車窓からは長い年月をかけて川の流れが作り出した峡谷の絶景が続く。川の
色の美しさも何ともいえない。日本にもこんな美しい所があったんかーと思ったと同時にこの先もずっとこのままの美しさを保ち続
けていってほしいと思った。高千穂という場所は『古事記』の中で、高天原から天照大神の孫、ニニギノミコトが降臨してきた場所
と記されており、実際そう思うとそこが神々の里ということも実感が湧く。今度はゆっくりと訪れてみたい。