2004年1月 

  
       
車のある生活
ルームメイトのかおりちゃんが一時帰国したので、その間彼女の車を借りられることになった。今日は早速ボストンまでCDのジャケッ
トのチェックをしに車で行った。車を運転するといつもの景色が違って見えてくる。それがなんか新鮮だったので、昔のアパートの近
くの懐かしい街並みも通ってみた。あと2週間くらい車の生活ができる。でも車に慣れてしまうと今度また自転車に戻るんつらいやろ
なあ。考えただけでも寒い。

"Free To Dream" David Binney 
アルトサックスのDavid Binneyの1998年の作品。彼自身がライナーノーツに書いているように、商業的な要素とは無縁のアルバム
だ。その文章を読みながら、そしてジャケットのデザインを見ながらこのCDを聴いているとさらにぐっときた。曲が本当に美しいし、
ミュージシャンも最高やし、暖かみみたいなものをすごく感じた。
"I tried to create music that has a "vibe". a thread through it, music that will allow you to feel something when you
hear it" -Dave Binney(ライナーノーツより)

Motoのナムル
以前Motoのパスタというのを書いたが、最近彼は韓国料理のナムルに凝っている。シンプルだが、飽きないし、なかなか深い味。しば
らく厳寒が続きそうなので買いだめをしようということで買い物に行き、2日連続韓国料理。いつか本場、韓国を訪れて味わってみた
いものです。Andrew連れて行ってくれへんかなあ。

Andres Segovia (4CD set)
Motoにクラシックギターの巨匠、セゴビアの4枚組を借りた。なんとも言えない音色やし、すごく細かい音もきれいに出ていてもうほ
んま参ります。楽器を鳴らすっていうのはこういうことなんやなろなー。どうしたらあんな風に弾けるんやろ?という疑問と半ばあき
らめの気持ちを抱いたと同時に今年はクラシックギターの音をきれいに出せるようにしたいとも思った。先生なしでやるには、取りあ
えず見たり聴いたり、模倣から入るのがいいんかな。

Session with Koran & Moto (1/11)
今日はボスニア出身のギタリストKoranが家に来たので3人でセッションをした。ギター2人とベースというちょっと変わった編成で
やっぱり難しかったけど、いつもと違った感じで楽しかった。2人の演奏を傍らで聴くだけでもいろいろ学ぶことは多かったなあ。後
で録音したMDを聞き直したら自分のあかんとこだらけでへこんだけど、これからの課題が見えたいい機会やったと思う。

石田長生(トレスアミーゴス)"Brothers and Sisters"ビデオクリップ
大阪のシンガー/ギタリスト石田長生の新しいプロジェクト、トレスアミーゴス(3人の濃いおっさんバンド)。彼を初めて知った
のは、高校の時弟が聴いていたCharとのユニットBaho(バカの「バ」とアホの「ホ」を足してアルファベットにした名前)のCDだが、
そのときからずっとなんか心のどこかにある存在やった。別に特にファンって訳でもないし追いかけてきた訳でもないけど彼の歌を聴
くとなんかにやけてくるし、ぽろっときたりもする。この曲Brothers and Sistersもシンプルな曲やけど、映像と一緒に見るとええ
感じ。かっこええおっさんやわー。(見た目も好き)

Los Changosのライブ (1/20)
昨夜はケンブリッジのレガッタバーまで最も好きなバンド、ロスチャンゴスのコンサートに行った。彼らが去年の秋にNYへ活動場所を
移してから、ボストンでのライブは減ってしまったが、昨日久しぶりに聴いてやっぱり感動させられた。新曲 "El Bosque de
Memoria (記憶の森)"も本当によかった。よくあんな曲書けるなーとフリオの才能とセンスにいつものことながら感心。作曲をする人
なんていくらでもいるし、演奏技術である程度うまく仕上がるかもしれないが、本当に心に訴えかけてくる曲は多くはない。曲そのも
のに他には置き換えられない存在価値が生まれるとき初めて、そこに演奏価値も生まれるのだと思う。自分も今までたくさんの曲を書い
てきたけど、その中のほとんどがその存在価値もないまま眠っているし、今のところそれが再び目をさますこともないだろうし、目覚め
さすつもりもない。一体それらは何なのだろう?

音を出す喜び
昨日はバークリ−の歌の伴奏の仕事に行った。彼らシンガーたちはこれが最初の学期ということで、先生の提案で皆(伴奏者も)で輪を
作り、手を叩いたり声を出したりした。それは音楽というよりも、むしろ生活の中にあるかけ声や踊りに近いと思う。最初はおもろいん
かなあ?と思ったけど、実際にやってみてしばらくするとなんともいえない喜びを感じた。随分長い間感じたことのなかった感覚やった。
それは以前パーカッションのクラスでシンプルなパターンをみんなで永遠とくり返すときに得た感覚と同じものだ。優劣や上手い下手の
ない世界。

回想
ここ数日昔よく聴いていたCDを出してきて聴いている。それらは主に俺がジャズ以前に聴いてきたロックやブルース。ロベンフォ−ド、
スティング、クリーム、スティービーレイボーン、マディーウオーターズ、オーティスラッシュ、、、俺のことをブラジリアンギターの
人とかナイロン弦ギターを弾く人と思ってる人が多いと思うけど、ジャズに出会う前は、ほんまにブルースに浸かっていた。。特にアコ
−スティックな戦前ブルース。ロバートジョンソン、サンハウス、ブラインドウイリージョンソン、、、スライドギターにはまっていた
ので、自分で瓶を割ってボトルネックを作ったりもしてたなあ。スライドギターといえばやっぱりむちゃくちゃ好きやったライクーダー。
あの頃は家でアコギで弾き語りしたり、友達とエレキで大音量で弾いたり、しかも下手やったし近所はうるさかったやろなー。

ニュートン図書館
もう一月も終わり。今日は前からちゃんとゆっくり見たいと思っていた近所の図書館へ足を運んだ。3FはAudio&Visualのコーナーになっ
ていてCDやビデオが予想以上にあってびっくりした。ジャズもクラシックも多くて今まで知らなかったのが悔やまれる。取りあえず今日
は初回ということでCD3枚とビデオ1本(ロベンフォード、モ−ツアルト、バルトークのCD、ボリビアの紀行ビデオ)を借りた。歩いて
5分の距離なのでこれから頻繁に通うことになりそうだ。