2004年2月
"O Bluegrass Celebration" Ralph Stanley アメリカが生んだ偉大なシンガー/バンジョープレーヤーRalph Stanley。今日ヴァ−ジンでたまたま彼のベストのCDが$5.99で売って たので購入。もちろんスタンレーブラザーズ時代のレコードは本当に素晴らしいがカーターが亡くなってからのラルフの作品も素晴ら しい。ブルーグラスバンジョーの神様Earl Scrugssの演奏がかなり洗練されているのに対し、Ralph Stanleyの演奏は田舎くさくていい。 年と重ねるにつれ声も枯れて味わいが出てきた。自分にとってのピュアなアメリカの代表はブルーグラスだ。日本人の自分が言うのも なんだが、アメリカ人でこの音楽の良さ、深さを本当に分かっている人はそんなに多くないような気がしてなにかさびしい。
"Appalachian Spring" Aaron Copland 20世紀のアメリカの作曲家Coplandの代表作の一つ。ここ数日CDウォークマンで聴いているが、思い浮かべるのはローラインガルスの 「大草原の小さな家」。小さい頃よく見ていたあの番組の情景が脳裏をかすめる。クラシックとアメリカのフォークミュージックを融合 させ、双方のクオリティーをうまく保ったCoplandの功績は大きい。
"The Other Side of the World" interoceanico 実はこれ自分のCDやけど、別にこれを聴いて感動したというのではありません。やっと完成したCDを今手にしてなんか落ち着いた気分。 ジャケット見ながらこのCDを聴くと「あーこうしたかったなあ」とかいう次元は通り越して(もう出来上がる前に嫌というほどそうい う聴き方をしたから)レコーディングをした去年の夏が蘇ってくる。たとえこの先もまた次のCDを作ることがあったとしても、去年の 夏に感じていたあの気持ちを抱くこともないだろう。もちろんパーフェクトではないけど、本当にできるだけたくさんの人にこのCDを 聴いてもらいたいと思う。
「冬のソナタ」"Winter Sonata" ルームメイトのかおりちゃんとAndrewのすすめで韓国のドラマ「冬のソナタ」を見た。最初彼らが見てるときは、ほんまにおもろいん かー?ってあまり興味がなかったけど、昨夜から急にはまってしまって2日間で結局最終回まで見てしまった。日本のドラマにはない 雰囲気があり、主人公の2人(チェジウとペエンジュン)もきれいやしかっこいい。今日本人が失いつつあるものを韓国人は持ってる ような気がした(ドラマだけでは分からないけど)。それは人と人との間にある暖かさみたいなものなんかなあ。ストーリーは時々引 っぱり過ぎたり、行ったり来たりして「もう、どっちやねん!」ってとこもあったけど、これは一度はまったら最後が気になるドラマ やなあ。
"Oregon with The Moscow Tchaikovsky Symphony Orchestra" Oregon ギターのRalph Towner率いるOregonがモスクワにてオーケストラと録音した2枚組。やっぱりRalph Townerのギターはいい。音もええ し、開放弦の鳴らし方も独特。曲は一聴した感じでは似たようなものが多いかなと思ったけど、聴き込むと印象も変わってくるだろう。 みんな音楽家は何を考えて作曲したり演奏したりしているのだろう。今日このCDを聴きながら外を歩いていてそんな根本的な疑問がふ と浮かんだ。
「富獄百景」太宰治 読書の量も減ってしまってるが、この冬から風呂に浸かることが多くなったので毎日少しずつ読んでいる。去年の暮れに友達からもら った「走れメロス」。表題作や「女生徒」などいろんな話が入った短編集。毎日の風呂でもう紙もふにゃふにゃになってしまった。 個人的には「富獄百景」がよかった。
Richard Bona's playing and singing (2/3) 昨日はMike SternがRichard Bonaと一緒に来るということで見に行った。スターンはいつもと変わりなく普通な感じがしたが、ボナは 本当に凄かった。ほとんど彼の方ばかり見てたような気がする。見ている側に幸せを与えてくれるような音楽だ。彼の演奏とその姿を 見ていると、ジャズのインプロのアプローチとか学校で教わる音楽がすごくちっぽけに思えてくるし、自分のこだわりとかも無意味に 思えてきた。彼を見てきっとそう感じる人も多いと思うし、だからこそ彼がこんなにいろんな人から誘われるのだろう。今までのアメ リカのミュージシャンにはなかった新鮮さと、どのフィールドでも対応できる柔軟さ。ミーハーやけど、髪型とかベースの弾き方とか 演奏してるときの顔とか、外見も最高。